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最後の「平和を祈る演劇祭」

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15回目で幕 朗読劇だけは継続へ

   [編集部から] イベントは終了していますが、情報公開を継続しています

夏の西東京市の恒例のイベント「平和を祈る演劇祭」が今年、15回目を迎えます。

……が、俳優・常田富士男さんも出演していたこの一大イベントは、今回でいったん幕を閉じることとなりました。背景にあるのは、中心メンバーの高齢化です。

この演劇祭は、不戦・平和への思いから、30年前に「この子たちの夏」の朗読劇を始めたのが原点です。その頃の思いを、中心メンバーの一人、大森晶子さんはこう話します。

「ベースにあるのは、私自身の体験です。高校2年生の修学旅行で広島の原爆記念館に行ったときに、衝撃を受けて……。こんなにひどいことが、ここで起こったんだと。二度とこんな悲惨なことが起きてはならない。それを次世代につなげていきたいと、この朗読劇を始めたのです」

以来、幼稚園児から高校生までの西東京市の子どもたちが大人と一緒に舞台に立ってきました。

その内容は、被爆した広島・長崎の当時の子どもたちが淡々と綴った、何気ない一日の描写から始まる日記や作文。同じ年頃の子どもたちが読むだけに、「こんな年齢の子たちが……」とリアリティがあり、後に「演劇祭」に発展しても、この朗読だけは大切に続けられてきました。

「子どもたちは戦争はなかなか理解できないと思いますが、自分なりにああではないか、こうではないかと、理解しようと一生懸命に考えて読むので、プロがすんなり読むよりも聴く人の心を打つのだと思います」

と大森さんは話します。練習の様子です。

15秒動画

なお、演劇祭が終わっても、この朗読劇だけは来年も続けていくようです。

今年の演目は、このほか、音楽ライブ、一人芝居など。チケット料金は大人1000円、子ども(高校生まで)500円です。

開催は7月27日、28日です。西東京市保谷こもれびホールにて。

詳細はチラシからどうぞ。チラシ<

 

データ

0422-55-0168(大森さん)

 

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